2014.05.20
コミュニケーション・デザイン・カンパニーの株式会社ソフィア(所在地:東京都港区、代表取締役社長:廣田 拓也/以下、ソフィア)は、2014年4月に関東エリアに居住するビジネスパーソンに向けて、組織と仕事に関する調査を行いました。本調査は、ソフィアのミッションである「人と組織を元気にします」を実現するために、ビジネスパーソンの実態把握を目的に行っているものです。
30代・50代の「仕事のやりがい」は、20代40代と比較すると低め
「あなたは現在のお仕事にやりがいを感じていますか」という設問に対して、全体の22.8%が「とてもやりがいを感じている」と回答。また、全体の7割が「とても」または「ある程度」やりがいを感じていることがわかった。
世代別では、20代でやりがいを感じていると回答する割合が73.8%ともっとも高い。一方で30代では67.0%と、その差は6.8%。また、20代では30.6%が「とてもやりがいを感じている」と回答しているのに対して、30代では17.0%と顕著な差が出ている。なお、「とてもやりがいを感じている」割合がもっとも低いのは50代で、16.1%。(図表1 参照)
会社(組織)に対する誇り、20代と30代で差がひらく
「あなたはご自身が働いている会社(組織)を誇りに思いますか」という質問に対して、全体のうち67.8%が「とても」「ある程度」誇りを感じていることがわかった。
年代別にみると、ポジティブ層(「とても誇りに思う」「ある程度誇りに思う」)では、大きな差は見られないが、「とても」誇りに思う層を比較すると、20代では24.5%なのに対して、30代では11.6%と、12.9%の差が発生している。
社会人になりたての頃に感じていた組織への誇りが、仕事に慣れ現場の中心を担うようになるにつれて薄れていっている、または世代の違いによる「組織」への期待の差があるのではないかと考えられる。(図表2参照)
組織を誇りに感じる人、私生活が充実している人は、仕事にもやりがいを感じる
仕事にやりがいを感じている人のうち、組織を「とても誇りに思う」人の割合は98.6%ととても高い。一方で、仕事にやりがいを感じていない人のうち、組織を「全く誇りに思えない」人の割合は89.7%とその差は顕著。(図表3)※相関係数は0.66
また、私生活が「とても充実している」と回答している人のうち、仕事に「とてもやりがいを感じている」人は、5割を超えている。(図表4)※相関係数は0.412
私生活の充実度と仕事に対するやりがいは相関していると言える。企業が社員の私生活の充実を後押しするような制度・仕組みを整えることが、社員の企業へのコミットメント向上に寄与すると考えられるのではないだろうか。
組織活性化やイキイキ働くためのヒントにつながる情報を定期的に発信
ソフィアは、「人と組織を元気にします。」をミッションとして掲げ、組織のインナーブランディングや人材活性化に寄与する事業を展開しています。
今後もソフィアでは組織、人、コミュニケーションなどをテーマにした独自調査を定期的に行い、組織経営と働く人の双方に役立つような情報を発信していきます。
調査実施概要
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実施時期:2014年4月25日~2014年4月27日サンプル数:390人
調査機関:ジャストシステム Fastask
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●データリリース_140520fix(PDFが開きます)
本件に関する問い合わせ先
株式会社ソフィア 広報担当:森口
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