2018.07.10
IABCとは、International Association of Business Communicatorsの略称で、ビジネスにおけるプロフェッショナル・コミュニケーション職の認知と専門性の向上を図るために1970年にアメリカで設立され、現在では世界70カ国に14,000名以上の会員を抱えている団体です。ソフィアの池田勝彦、築地健がIABC Japanの理事を務めています。
IABCジャパンは7月4日(水)、2018年度IABC世界大会(6月3日~6月6日 / 於カナダ・モントリオール)の報告会を飯田橋・東京しごとセンターで開催しました。IABCジャパンチャプター理事として世界大会に出席したソフィアの池田は、講演やセッションの内容を紹介しました。
2018年度大会のテーマは“THE COMMUNICATON CROSSROADS”。世界40か国から1200名を超える参加者が集まり、コミュニケーターのあるべき姿や最近のテクノロジー、メソッド、トピックについて80を超えるセッションが実施されました。
初日のオープニング基調講演で、著作家のセス・ゴーディン氏は、「コミュニケーターの役割とその重要性が企業において増してきている」、「(ソーシャルメディアの浸透の中で)誰もが言いたいことを叫んでいる状態。コミュニケーターは変化をもたらすことがミッションである」と訴えました。
(大会の詳細は「ビジネス、文化、関係者が行き交うコミュニケーションの交差点―IABC世界大会2018動画レポート」をご覧ください。)
4日に開催された報告会の後半では、ストーリーテリングやインターナルコミュニケーションの効果測定、リスクマネジメントについての質疑応答が活発に行われました。
IABCジャパンチャプター代表の雨宮さんは、「IABCカンファレンスは、“take”よりも“give”が活発。日本も海外の参加者に対して、コミュニケーションの状態や失敗例・成功例を発信していくことで、気づきや学びを得ることができる。そのようにして世界の仲間とネットワークを築くことができるのが魅力」と語りました。
(IABCの活動について解説するIABCジャパンチャプター代表の雨宮さん)
参加者の方々からは、「コミュニケーションの重要性を自分たちが経営層に伝えていくことも大切」、「海外の実務担当者の関心事をうかがい知ることができる数少ない機会」などの感想をいただきました。
次回は、9月10日(月)・11日(火)の2日間にわたり、オーストラリア・メルボルンにてIABCアジアパシフィック地域のカンファレンスが開催されます(詳細以下)。また10月中旬にはその報告会も予定しています。日程が確定次第、お知らせしますので、ぜひご参加ください。
★IABC アジアカンファレンス ”FUSION The Communicators’ Conference”
9月10日(月)・11日(火)
於 オーストラリア・メルボルン(Deakin Downtown)
参加費 約6万円(IABC会員)、約9万円(非IABC会員)
イベント詳細サイト(英語) http://www.iabcfusion.com/
お申込み希望の方は、当社池田(ikeda@sofia-inc.com)までご連絡ください。登録方法等ご助言申し上げます。
IABC JAPANウェブサイトより転載