2016.06.07
キーワードは「グローバル」 ― IABC世界大会2016 動画レポート
ビジネス界でコミュニケーションを業務とする担当者の国際団体、IABCの世界大会がアメリカのニューオリンズで始まりました。ソフィアの池田勝彦が動画でレポートします。
今年は20カ国を超える国々からおよそ1200人が集まり、「立ち上がれ:グローバルコミュニケーションを一新する」をテーマに、社内コミュニケーションや対外広報のあり方を探る発表が続きます。会場でインタビューしたインドからの参加者は「今回で2度めの参加です。多くのいい講演やセッションを期待しています。世界中の同僚や専門家に会えるのも楽しみです」と期待を語りました。
初日の基調講演は、ロンドンの街中を舞台に130万人の見物客が集まった一大イベントを手がけたアートディレクター、ヘレン・マリアージさん。都会の日常風景をアート作品を通じて一変させ、あらゆる立場の違いを乗り越えて市民の共通の夢につなげるために、コミュニケーションは重大な役割を果たすといいます。
「もしこれができたら素晴らしいと思いませんか。もし一緒に取り組んでこれができたら素晴らしいと思いませんかと、私が言えるのはいつもこれだけです。最も重要だったのは、皆が一つになってデザインし、マネージして実現させることでした」(ヘレン・マリアージさん)
講演が終わると、ディキシーランドジャズのバンドに導かれて、参加者全員で街中の公道をパレードし、歓迎レセプションの会場まで練り歩きました。
IABC理事長のカルロス・ファルチャーさんは、IABC世界大会という機会の重要性を、こう強調します。「世界大会はビジネスコミュニケーターにとって独特の機会だと思います。世界中から参加すべきです。人脈を作る場であり、他の人と繋がって最新のトレンドや業界のソリューションを学べるのです」
今年の世界大会でよく耳にする言葉は、「グローバル」です。文化の違いを克服することが、今求められています。大会は4日間続きます。
株式会社ソフィア
ビデオ・プロデューサー、コミュニケーション・コンサルタント
池田 勝彦
主にビデオ制作で撮影から編集までを担当しています。記事原稿も書いていますが、英語による取材・編集もやりますし、翻訳もできます。
株式会社ソフィア
ビデオ・プロデューサー、コミュニケーション・コンサルタント
池田 勝彦
主にビデオ制作で撮影から編集までを担当しています。記事原稿も書いていますが、英語による取材・編集もやりますし、翻訳もできます。