概要 / Overview
- 企業規模:
- 中堅企業
- 人数規模:
- 1,000名以上
ワークスタイル変革は、意識もスキルも両方大事
同社では、Office365の導入に伴い、全社的なワークスタイル変革を部門横断型のプロジェクトで推進しました。しかし当初取り組んだのは在宅制度やフレックスタイムの導入など制度の改変が中心で、プロジェクトメンバーはITリテラシーの高い若手中心だったため、社内的な影響力が低く、現場の働き方はいっこうに変わりませんでした。
その状況に業を煮やした経営陣から「会社に出社せずに直行直帰のできる状態にするように」と具体的なゴールが明示され、同社のワークスタイル変革プロジェクトはトップダウン型へと方向転換しました。それから働き方変革に全社的な機運が高まったものの、Office365のツールをどう生かして、どのようにワークスタイル変革を進めるのか、具体的な方法は見えないままでした。
小さくはじめて、大きく勝つ
ワークスタイル変革プロジェクトにおいては部門や部署ごとに異なる業務の内容を把握できておらず、Office365のツールに対する知識も社内に浸透できていない状況。社員のITリテラシー向上や、Office365の機能と現場の業務の紐づけが大きな課題となっていました。
そこでソフィアは、まず同社の主力2部門を中心に社員へのヒアリングを実施し、業務上の不満や不快を洗い出しました。その結果をもとに、各部門内で、Office365の用途開発のワークショップを実施。「現場の不満や不快を解消するための働き方変革」というストーリーを描き、Office365以外にERPも含めて、システム改変とワークスタイル変革に取り組みました。その結果、システム上で主要な業務が完結する体制を整え、直行直帰で出社不要の組織を実現することができました。
成果物 / Output
- Office365(Micorosoft365)の用途開発
- Share Point Onlineのサイト設計・実装
- Yammer/Teamsの設計・ガイドライン作成
- ERPシステムのガイドライン作成
- インプリメンテーショントレーニング実施
- スタイル変革に向けたインターナルコミュニケーション支援
提供価値 / Value Proposition
- Office365の技術的支援
- チェンジマネジメントのシナリオ作成
- コミュケーション施策の伴走