概要 / Overview
- 企業規模:
- 企業グループ
- 人数規模:
- 10,000名以上
SDGs浸透のコミュニケーション施策で疲弊していたCSR部門
SDGsの必要性や重要性を組織内に浸透させるには、社内だけでなく社外のステークホルダーにもコミュニケーションをはかることが重要であり、活動を進めるにあたってトップのコミットメントは不可欠です。しかし実際には、企業が業界や時代の潮流に乗ろうとしてSDGsへの取り組みを掲げているだけで、SDGsに対するトップの理解や共感が十分ではない、という例も少なくありません。
同社では、CSR部門が中心となって社内外へのコミュニケーション施策を実施していました。しかし、コミュニケーションの前提となるトップのメッセージやSDGsのマテリアリティ(重要課題)の設定など、意思決定に関わる答申資料の作成に膨大な時間と労力がかかり、疲弊する状況が続いていました。
社員アンケートで見えた経営課題への対策をSDGs施策を通して提案
ソフィアは、SDGsに関するトップの意思決定を進めるにあたっては、まず従業員のSDGs理解度や実行状況を把握する必要があると考え、同社で毎年実施している従業員満足度調査にSDGsに関する質問項目を入れて可視化をはかりました。すると、多くの社員がSDGsに限らず経営方針や経営上の意思決定などに対しても大きな不満を抱いていたことがわかり、SDGs以前に企業の根本的な課題が浮き彫りになったのです。そこで、そのアンケートデータを元に、SDGsを通して経営課題を解決する施策を役員陣に提案。結果、SDGsと中期経営計画を組み込んだ大きな意思決定を生み出すことに成功しました。
成果物 / Output
- SDGs浸透度アンケート調査
- 役員向けアンケートフィードバック&セミナー
- SDGsマテリアティ設定の合意形成支援
- 各種答申書作成支援
提供価値 / Value Proposition
- 業務ゴト化から組織ゴト化への支援(各部の巻き込み)
- SDGs経営コンサルティング
- インターナルコミュニケーション支援