概要 / Overview
- 企業規模:
- 大規模企業
- 人数規模:
- 5,000名以上
オープンイノベーション&社内外コラボレーション推進で、阿吽の呼吸は危険
大手金融機関の関連企業である同社は、自社の金融ビジネスをデジタルトランスフォーメーションするために、デジタル系スタートアップや大学研究機関とのコラボレーションを推進してきました。
しかし、長年培われた社内のハイコンテクストな言語・文化でのコミュニケーションが議論や合意形成の弊害になり、特に意思決定する上級管理職に「阿吽の呼吸」「言わずもがな」のコミュニケーションスタイルがしみついていました。
デジタル時代において、データの可視化、構造化といった思考がますます重要である一方、ビジネススキルの初歩であるロジカル・シンキングを上級管理職層に訴求することは非常に難しい問題であり、研修や学習を実施できない状態が続いていました。
実際の意思決定の場や会議を想定したロジカル・シンキングのトレーニング
実際にあった答申資料や社内の合意形成事項を活用し、デジタルの複雑で難解な事象を「わける」「ならべる」というロジカル・シンキングを活用し、トレーニングを実施しました。不明瞭な言葉や理解の浅い言語を一切使わずに、論理的な言葉だけで言語化・説明・プレゼンテーションするというロジカルコミュニケーションのワークショップを実施。受講者単位で実施し、受講者同士で相互リフレクションしながら、複数回実施しました。
成果物 / Output
- ロジカル・シンキング カスタマイズテキストの作成
- リアルケーススタディの作成
- 全体の企画設計および運営
- ワークショップの実装
- 研修効果、研修費用対効果の設計・効果測定
提供価値 / Value Proposition
- 上級管理職への初期スキルの教育機会の提供
- デジタルを活用した新規事業開発のアイディア創出量増加
- デジタルを活用した新規事業開発の採択率の向上