2017.04.25
4月のテーマは“Trends in Employee Communication”でした。
組織の“Diversity”(多様性)の重要性が唱えられている中、私たちコミュニケーターのミッションはどのように変化しているのでしょうか。サロン参加者たちが各々の考えについて情報交換しました。
その場で参加者から挙がったトピックスをいくつか紹介します。
「経営がどのくらいインターナルコミュニケーションに関心を持っているかで、従業員側の安心感が全く違う。安心感があるから、従業員がやるべきことを、信念をもって実施できる。不祥事が発生する企業とそうではない企業の差異の一つではないか」
「業務や就業形態が多様化していくなか、社員同士が共に仕事をしていくうえで必要なベースライン(仕事の知識、やり方、段取り等))が変化しているのを感じる」
「従業員同士、あるいは、経営と現場が、互いの考えの違いを受け入れる機会や場が必要(そのような場を十分に用意できていない)」
「社員満足度は、社員の家族の満足度や安心感に支えられている部分がある。つまり、家族は企業にとって重要なステークホルダーである」
ベトナムからの参加者も加わって、海外から見た日本組織のコミュニケーションの特徴に一同が苦笑したり、真顔で頷いたりする場面もありました。
また、毎回のサロンでは、海外専門家の記事が紹介されています。今回は「2017年のインターナルコミュニケーション最新動向 トップ7」や「より良い従業員エクスペリエンスを作り出すための5つのポイント」等が紹介され、情報技術の進歩に合わせたコミュニケーション手段の多様化、リーダーの支援者としての役割等について、ナレッジが共有されました翻訳した記事は随時、こちらで紹介して参ります。
従業員のエンゲージメントはどのようにして醸成されるのか。私たちはどうすべきか。
古くて新しい課題=”Employee Communication”。皆様はどんな風に取り組みますか?
<情報交換サロンについてのご案内>
IABC JAPANでは、コミュニケーターやコミュニケーションマネージャーたちのお役に立つテーマを題材に参加費無料の情報交換サロンを実施しております。Tipsの共有や人的ネットワークづくり等にご活用いただけると思います。IABC 会員以外の方でのご興味お持ちいただける方を歓迎していますので、是非、お誘いあわせの上、ご参加下さい。
次回は5月25日に大阪での開催となります(東京以外での開催は初!)。
詳細はこちらをご参照ください。
IABC JAPANウェブサイトより転載