2019.11.12
あなたは今、入社何年目でしょうか?
人は企業に入社したり組織に加入すると、徐々にその組織に適応(組織社会化)していきます。そうすることで、その組織で求められる役割を果たしたり、スムーズに仕事をしたりすることができるようになるのです。
しかし、何年も同じ組織で仕事をしていると、その適応が過度になり、新しい考えや行動を無意識的に排除するようになってしまいます。
これは、組織内が総合職男性など同じような人ばかりで、かつ業績が右肩上がりのときには問題ないかもしれません。しかし、先行きが不安だったり、ビジョンや中期経営計画で「イノベーション」「挑戦」「変化」「ダイバーシティ&インクルージョン」などを掲げて行動していかなければならないときには、過度な適応は大きな障害となります。
例えば「何でも言っていいよ」と部下に言っても、意見が出てこない……という経験はないでしょうか?
その理由は、あなたが無意識に新たな意見を排除するような態度を取っているからかもしれません。もしくは、部下があなた同様、組織に過剰に適応してしまっていて、新しい着想が浮かばない、浮かんでも自分自身で潰してしまっているのかもしれません。
本ワークショップの前半では、「人と組織を元気にします」をミッションに掲げインターナルコミュニケーションの手法で300社以上の組織活性化を図ってきた株式会社ソフィアが、外部の目線を使いながら自分たちの組織の状態に気づき、対話を通して組織変革を促すための方法と事例をお話しします。
後半は、インプロ(即興演劇)の手法で多くの大手企業や学校にてチーム作りを支援してきたIMPRO KIDS TOKYOがファシリテーションし、実際にインプロの手法を体験しながら、自分自身の過剰適応や、周囲の人との協働・共創をする際に必要不可欠なことを学んでいただきます。
※インプロとは?
インプロとは「即興演劇」のことを指します。演者たちが舞台上で脚本もセリフもない状況で、お互いの発した言葉や動きを互いに受け入れながら展開していく演劇のことです。
大学の授業(スタンフォード大学など)や企業研修でも取り入れられており、最近日本でも注目が高まってきています。
インプロはアドリブと勘違いされやすいのですが、似て非なるものといえます。インプロは相手からの無茶ぶりにただ答えるものではなく、目の前の相手を最大限リスペクトしながら進めていく演劇です。
今回のワークショップでは、インプロのゲームやエクササイズをつかいながら、楽しむうちに自然と自分と合いコミュニケーション上の課題点を解決する手がかりを探っていきます。
■対象
・「イノベーション」や「チャレンジ」をビジョンや中期経営計画に掲げている企業の経営企画部、人事部の方
・社内でボトムアップ型組織づくりや部門間連携、組織風土改革に取り組んでいる経営企画部、人事部の方
・ダイバーシティを促進している人事部やD&I推進担当者、女性活躍推進担当者の方
・若手の離職や中途入社社員の定着に課題を感じている人事部の方や各事業部のリーダーの方
・会議や部下との面談で、部下からの意見が出ないことでお困りのマネージャーの方
■プログラム
1.新入社員研修と組織変革
2.インプロワークショップ
2-1.企業研修でインプロ(即興演劇)が求められる理由
2-2.心理的安全性とチームビルディング(がんばらない・インプロチームのリフレクション)
2-3.職場の持つ身体の意味(インプロ手法を使ったワーク)
3.ふりかえり
■開催概要
日時:2019年11月18日(月)14:45-17:15(受付開始14:30)
場所:TIME SHARING渋谷宮益坂
(東京都渋谷区渋谷1-8-3 TOC第1ビル2階)
アクセス:渋谷駅 より宮益坂口より徒歩4分
参加費:無料
定員:15名
■主催
株式会社ソフィア
IMPRO KIDS TOKYO
申し込みフォーム
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