2022.10.20
古くて新しい問題である、企業内研修における受講者の参加意欲。
参加を押し付ける主催側と、いやいや参加して受け身・様子見な受講者の構図が変わらないー
そんな企業に向けて、できることから着実に進めていく、研修起点で当事者意識の醸成を実現させるラーニングエクスペリエンスデザイン(LXD)の事例紹介を交えたセミナーです。
研修が『個人の純粋な能力開発の場』であれば、受益者はあくまでも個人。なぜ会社が時間やコストを負担してまで学習機会を提供しなければいけないのか?
研修が『会社の求める能力やスキルを身に着ける場』であれば、個人の都合は関係なく、仕事としてやると言えばいい、以上。コストも会社が負担するし、時間も就業時間内。何も悩んだり困ったりする必要はないはず。
そもそも上司から「やれ」と言われたら他人は仕事をするのか?求められるレベルの結果を出すために何が必要なのか?その仕事の意味・目的・そして自分にとってのメリットを感じることができなければ、仕方なくやる、やったふりをすることでごまかす。
研修もそうなっていないか?どうすればその現状を打破できるか?当事者意識や学習意欲はどうすれば向上するのか?
当社の試行錯誤の足跡をご紹介しながら、皆さんと一緒に考える場にしたいと思います。
■対象
(1)人事、人財開発部門:研修企画、社内大学企画運営担当者
(2)事業部門:能力開発担当者、社内講師
(3)人事、経営企画部門:組織開発担当者
(4)ご自身の能力開発に興味のある方
※コンサルタント、プロジェクト支援を事業とされている業種の参加はお断りいたします。
業務提携などのお申し出については別途ご連絡ください。
※1企業から複数名参加の場合も、お1人ずつ下記フォームよりお申込みください
■開催概要
日時:2022年11月17日(木) 16:00~18:00
参加費:無料
申し込み締め切り:11月16日(水)
※オンライン会議システム「Zoom」を用いて実施します。ご参加者へはURLをメールにてご案内いたします。
■プログラム
1.企業内研修とは?これまでの変遷
2.人が行動するとは?(行動経済学からのヒント)
3.企業にとっての研修の価値~研修転移
4.受講者の当事者意識向上に向けた実践~Learning Experience Design~
5.ディスカッション/Q&A
※セミナー内で「実習」がありますので、実習にご参加頂けない方は、ご遠慮ください
■講師プロフィール
株式会社ソフィア
ラーニングデザイン事業責任者
平井 豊康
都市銀行(米国留学駐在計8年)、ヘッドハンティング、ITベンチャー、NPO立ち上げを経て、2005年ソフィアに参加。
ICコンサルタントとして、社内報をはじめとした社内メディア戦略およびコンテンツ企画、設計、運用支援を行う。
2012年に企業内学習プロセス変革を支援するために研修事業を立ち上げ、人材開発を起点とした組織開発・変革の支援を行っている。
現在のテーマはオンラインを含めた学習経験の最適化。