2025.04.10

経済産業省が所管する「パートナーシップ構築宣言」は、官民が連携して「望ましい取引慣行の遵守」や「新たな連携の取り組みの推進」を目指す国の取組として位置づけられており、これまでに6万社以上の企業が公表しています。
その広がりは年々加速していますが、一方で、実務の現場においては「制度の趣旨をどう自社の経営に活かせばよいか悩んでいる」「宣言後の取り組みの方向性に迷っている」といった声も聞かれるようになってきました。
本来、この宣言は下請・取引先とのパートナーシップのあり方を見直し、共存共栄の実現を図ることを目的としています。
さらに、企業に求められる「人権尊重経営」や「持続可能なサプライチェーン構築」の実践に向けた第一歩としても、宣言は大きな役割を果たすことができます。
私たちは、「単なる公表」にとどまらず、自社の価値創造やパートナーとの関係強化につなげたいと考える企業の皆さまと出会うために、本セミナーを企画しました。
■こんな方はぜひご参加ください
・宣言をまだ出していないが制度活用や公表を検討している方
・すでに公表済みだが、自社の取り組みに活かしきれていないと感じている方
・サプライチェーンとの信頼関係構築や人権尊重経営に関心がある方
※コンサルタント、プロジェクト支援を事業とされている業種の参加はお断りいたします。
業務提携などのお申し出については別途ご連絡ください。
■プログラム
1.パートナーシップ構築宣言とは? 公表の手順と注意点
2.宣言によって利用可能となる補助金・税制優遇(マスト/加点を整理)
3.宣言を活用した企業の実践事例:共存共栄の先にある信頼と成長
4.宣言が人権尊重経営のきっかけになる理由とは?
5.宣言文作成支援サービスのご紹介(Q&Aチェックシート活用)
■講師・パネリスト
株式会社ソフィアサーキュラーデザイン 代表取締役
サステナブル・ブランド・コンサルタント
平林 泰直
精密機器メーカーのコミュニケーション部門に在籍し、ウェブ&デジタルマーケ部門の設立と責任者を担当。また、広報部門在籍時には、広報メディアの責任者を努め、経団連を始めとした数々の賞を受賞。2018年に(株)ドリームデザインにCOOとして移籍し、講談社女性誌「FRaU×SDGsプロジェクト」のプロジェクトマネージャーとしてSDGsの認知拡大と多くの企業とのパートナーシップによる事業化を実現。
2020年2月にサステナビリティ経営の伴走支援事業を主とする同社を設立。中小から大手企業のサステナビリティ経営を方針、マテリアリティ特定、社内浸透、サステナビリティ事業開発、外部コミュニケーションまで360度の支援が強み。