新規事業
- 新規事業の承認から実行が至らない
- 新規事業提案制度の応募数が上がらない
- 新規事業を遂行する組織がない
- 経営意思決定が遅い
急速な少子高齢化、ITの進化など激化する事業環境の変化の中で、企業側にも変革が迫られています。VUCA(変化が激しく、複雑で、不確実な時代)においては、トップの強いリーダーシップだけでなく、現場からのボトムアップでのイノベーションが企業の成長のために必要不可欠です。 イノベーションを創出するための方法論がさまざまに議論される中、組織内でイノベーションが起こる条件として、全社、部門、現場・個人の各段階において、次のような状態が必要と言われています。
- 全社:自社の目指す未来としてビジョンが掲げられ、社員がそれに強く共感していること
- 部門:顧客や生活者の体験に寄り添うため、組織内のさまざまな機能が連動し、創造的な協働が生まれること
- 現場・個人:各現場において、売上の根幹を支える既存業務の他、新規の取り組みや知的生産に割けるリソースがあること
しかし多くの企業では、トップダウン、コラボレーション、ボトムアップ、それぞれのコミュニケーションが上手くいかず、組織全体が物理的にも心理的にも、変革に挑める状態になっていないのが現状です。
イノベーションが生まれない理由は、現場社員の本音と会社の方針が噛み合っていないから
個人の興味・関心と会社の将来ビジョンの接点を見出し、アイデアを形にできる機会を提供
ボトムアップでのイノベーション創出を促すためには、「イノベーションとは何か」「なぜ自社にイノベーションが必要なのか」という全社的な理解の促進と、イノベーション創出が期待される個人への機会の提供が必要となります。 そこでソフィアでは、まずは企業の理念・ビジョンや戦略を踏まえ、経営トップへのインタビュー等をもとに、課題と必要な施策、現場の意識・行動変革に向けたシナリオを描きます。そのうえで、受け手となる社員が、自分の成長と会社の成長を重ね合わせて考え、イノベーションの必要性を実感できるようなメッセージやクリエイティブを開発し、各種社内メディアやトップメッセージ、上司から部下へのコミュニケーションの中で伝えていきます。 また、実際に考えたりアイデアを形にする機会を、研修・ワークショップの形で提供したり、部門を越えてアイデアを共有し、コラボレーションを創発されるような場づくりを、オンラインとリアルの両面で行っていきます。